【門真市】西三荘駅

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京阪西三荘駅と言えば『松下さんのおひざ元』

その、西三荘駅ですが、

通常、駅名というのは駅がある町名を付けるのが一般的と思われますが、西三荘という地名はありません。

何故なのか調べていくと・・・

西三荘駅が町名ではない理由に、以下の記事を見つけました。

　この駅は１９７５年３月に開業した。目の前に松下電器産業（現パナソニック）の工場などがあったから、京阪電鉄は開業まで、仮称を「松下前」と名付けていた。門真市は「新駅名も松下前駅に」と要望したが、京阪は「一企業の名を冠するのはよくない」と拒否。それではと、門真市が「西門真駅」を提案すると、守口市は「東守口駅か橋波駅」と対抗し、綱引き状態とあいなった。そこで京阪がひねり出したのが、新駅の下を流れている用水路の名前「西三荘」だった。 ２０1０年４月１５日付「毎日新聞」より抜粋

西三荘は、用水路の名前が由来のようです。

そして、西三荘の‟荘”という字から、昔は荘園だった西三荘。

【荘園・庄園（しょうえん）】奈良時代から室町時代にかけて全国にみられた貴族や社寺の私有地。

戦国時代末期、門真庄（今の門真市）、九箇庄（寝屋川市）、五箇庄（守口市）が存在した。この三つの荘園をカバーする水路で、荘園の西を流れていたことから西三荘と呼ばれる。読み方は『にしさんしょう』先の新聞記事によると、駅の開業後に読み方の正解がわかったが、京阪側は「もう変更できない」として、「にしさんそう」で通しているといいます。 ２０1０年４月１５日付「毎日新聞」より抜粋

駅の名前ひとつでも、こんなストーリーがあるんですね。おもしろい☺

そんな私の最寄り駅の京阪西三荘駅の地下には、サラリーマンの味方❕ ４つの飲食店が集結しています。